ジーコとケンジの欲望の記録

雨ニモマケテ、風ニモマケテ、慾マミレ、サウイウヒトガ、コノワタシダ

レジーナたんは引きこもりたい

今年で一緒になって7年目になる、レジーナたん。

 

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そう、MacBookProである。

 

初めてRetinaディスプレイMacBookを買ったのでRetinaからレジーナという名前をつけた(というか、そもそもMacBookPro 13インチ初のRetinaディスプレイ搭載モデルだった)

 

発売が2012年で、発売後にすぐに買ったから満6年。iPhoneは2年だけの関係なのに対し、彼女はずっと母艦PCとして俺を支えてきてくれた。

 

そんなレジーナたんだが、去年頃からバッテリーに気になる文字が表示されるようになった。

 

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「バッテリーの交換修理△」

 

ググってみたところ、バッテリーが劣化しているので交換をしてね、というものだそうだ。調べたらバッテリーの充放電回数は113回だった。

 

確かにバッテリーの減りの早さを感じるようになった。しかもまだ30%は残っていたはずなのに電源が落ちる、という事態も発生していた。

 

まぁ、自宅で使うのは電源をつなげばいいのだから何ら問題はない。だがしかし、これでは外に持ち出すことが出来ないではないか。外に持ち出すことが出来ないということは、休日、外でプログラムの勉強することが出来ないということである。

 

「いや、プログラムの勉強を外でする必要なくない?」

 

と思うかもしれない。しかし、それではダメなのだ。ほら、俺って、休日ずっと家にいると病んでしまうじゃないですかぁ?

 

それまで、レジーナたん(MacBookPro)とは別に、外に持ち出す為のMacBookを利用していた。エンジニアを目指していた頃、仕事帰りにスクールやカフェに寄ってプログラムの勉強をしていた。俺が苦労していた時に支えてくれた相棒だったのだが、去年、金欠でお金をつくる為に売ってしまった。なかなか薄情な自分に驚いた。

 

MacBook無き後、MacBookProを持ち出し機にしようとしたのだけれど、このようなバッテリーの状態だから、持ち出すにも電源アダプターが必要になる。それでも出先が電源利用可でなければアウトだ。

 

どうしたものかと調べたところ、アップルストアに持っていけば2万円程度で即日修理してくれるとのことだった。そこでアップルストアへ持ち込んでみたのだが

 

「あー、これはビンテージモデルになってますね。もう、昔のマシンなのでパーツの生産が終了しちゃっているんですよ。在庫も無いので、せっかく持ってきてもらったところ申し訳ないのですが、バッテリー交換はできません。電源アダプター繋げて使っていただくか、もしくは新しいMacBookProへ買い換えるかのどちらかですね」

 

なんてこった。ぱんなこった。

 

バッテリー交換ができないだなんて。

 

その日から俺は考えた。選択肢は2つ。新しいMacBookProを購入するか、持ち運びに特化したMacBookを購入するか。

 

説明するとMacBookとMacBookProとは「持ち運び重視」か「性能重視」かの違いだ。MacBookは0.9㎏と1㎏を切る軽量さと薄さが特徴。持ち運ぶのにはとても優れているのだが、その分、性能は劣る。動画の編集みたいな重たい処理には使えない。あくまでもメインで使うマシンをもっていて、そのサブとして使うのがMacBookだ。

 

一方で、MacBookProは名前に「Pro」とついているので性能は高い。動画編集は当然のこと、Windowsを入れてMacWindowsの同時使いみたいなこともできる。質量は1.3㎏とMacBookに比べて重く、値段も25万円弱する。ちなみにMacBookは14万円ほど。

 

さて、どうするか。持ち運び重視でMacBookにすべきか。それとも、メインパソコンごと変えて二代目レジーナたんとして襲名させるか。いうて1.3㎏なら持ち運べそうだしな。ちなみに今のMacBookProは1.6㎏だ。

 

悩みながらダラダラとスマホをいじっていると、「ヤフオク」のページを開いていた。

 

そこで何の気なしにMacBookと入力して検索すると、残り1日で7万円になっているものを発見した。

 

マジか。もしも、MacBookを7万円で落とせたら、そしてそれを持ち運べたら、俺のプログラム学習はサクサクと進むはずだ。7万円だったら分割にしても年内には完済できるだろうし。

 

そんなことを考えていたら、いつのまにか入札していた。定価だと15万。それを7万円で買えるならいいだろう。この先上がっても10万円。10万円までなら出そう。


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…って思っていたら、10万円で落札してしまった。落札してから「しまった」と思った。ただでさえ今は金欠なのに、そこへさらに10万円の買い物をしてしまうだなんて。

 

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やっちまったな。なんでこんなことをしてしまったんだ。

 

「でも、落札したものは取り消せないし。それに落札できたということは、きっとこれは神からのお告げなのだな」

 

後悔は数秒で終わり。やってしまったら仕方ない。これはもう突き進むしかない。

 

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そして届いたよ。MacBook

 

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2回目のMacBook

 

ということで、レジーナたんは自宅で動画編集など重たい作業をする時に母艦PCとして使用する。 

 

MacBookは外で使う。外で使うとなると、外に出なくていけない。外に出ると鬱にならない。鬱にならないと、色んなことに対して意欲的になれる。色んなことに対して意欲的になれるということは、生産の上がる生活ができる。それはつまり、大金持ちだ。大金持ちからの大爆笑だ。

 

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考えてみてほしい。これで俺の生産性が上がるかもしれないのだ。10万円の投資で、10万円以上のリターンを、このMacBookで手に入れたら良いんだ。

 

大丈夫、俺ならできるよ、大丈夫。だって、今もこうしてMacBookでブログを更新しているのだから…

 

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さっそくキャッフェにMacBookを持ち込んだし。

 

どやぁ!